子どもがメデイア漬けになってしまうと子ども達のからだと心の発達に大きな影響があることが問題になっています。室内でからだを使うこともなく、多くの場合ひとりで孤独に、言葉を交わすことなく応答のない世界で五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)をすべて使わずに明るい光の中で時間を過ごします。からだと心、社会性や周囲とかかわるコミュニケーション能力を育てる子ども期に、室内で周囲の人達と視線を合わせず言葉も交わさず長時間を過ごす事がどんなに問題であるかを考えて行かなくてはなりません。大人が作ったメデイアに子どもがこわされないように「親子でメデイア漬けチェック」をしてみませんか。
「メデイア漬け」で壊れる子どもたち 清川輝基、内海裕美 共著 より